2025年、明けましておめでとうございます。
年が明けて新たに始めたこと。
画家として初めてのブログを書いています。
記念すべき一回目のテーマ
「僕にとってアートとは?」
それを一言で言うならば
“つながり” です。
本来、性格的にはマイペースで
他人との慣れあいを特段好むわけでもないのですが
なぜ“つながり”なのか?
それは単純に「人と人との繋がり」ということではなく
もっと普遍的な意味を指しています。
自身自身との“つながり”
家族との“つながり”
ご先祖様との“つながり”
他者との“つながり”
社会との“つながり”
自然・地球との“つながり”
宇宙との“つながり”
見えない何かとの“つながり”
「龍」も同じ。
今から1年半前
アーティストとして生きる覚悟が決まり
題材を考えていた時に
ふと降りてきたインスピレーションが「龍」でした。
「龍」というのは
“見えないものの象徴”とも言える存在。
人と神様の間を“つなぐ”存在だと言われています。
学べば学ぶほど
描けば描くほど
“つながり”という言葉がしっくりくるのです。
そしてこの見えないけど繋がっている
この“つながり”を感じ
意識まで通して
大切にすることが
今の時代、今の日本、今の地球にとって
とても大切なことで
それを表現し伝えていくことが
自分の使命のような氣がしています。
龍もアートも“つながり”。
「無色透明な筒」のようなものであって
それ自体に意味はありません。
だからそれを表現する上で
そこには自分(我)が乗らないように。
思念ではなく、もっと奥深く。
自分が自然の一部かのような感覚。
水の流れが岩を削り川ができるように
雨が降って地に染み渡るように
吹き抜ける風に乗って鳥が飛ぶように
自然の一部としてそこにあり循環している。
いうならば、僕にとってアートとは
それ自体に意味がないものなのかもしれません。
その意味のないものに意味をつけるのは見る人であり
そこに込められる
「願い」「祈り」「喜び」などを
“大きな何か”とつなぐ役割を
アート、龍が果たしているのだと感じています。
そしてひとつの表現として
現実に生まれたとき
人や社会と交わって生まれる“化学反応”が面白い。
それがとても愛おしくて楽しくて嬉しいのです。
では
「原田暁一という媒体を通して、伝えたいことは何か?」
そんな部分も言語化してみたくなったので
ブログを始めました。
僕から生まれる価値観や世界観を
1つずつ言語化していきます。
このブログは、僕自身の成長の物語であり
これもひとつのアート。
そこに関わる
これをたまたま見てしまった
あなたとの“つながり”。
忘れられないご縁になるかもしれません。
共に人生を謳歌しちゃいましょう。
原田暁一 Akikazu Harada
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